Curriculum

理学療法学科|カリキュラム

Pick UP!

理学療法学科のピックアップ授業

#1
Physical Therapy Assessment

理学療法評価学(Ⅰ-Ⅵ)

 理学療法評価学は、理学療法士によって行われる患者様の状態や身体機能を評価する講義です。これにより、患者様が生活する上での問題や必要な動作を特定し、最適な理学療法治療計画を立案することを目的に学びます。

理学療法評価は、主に以下のような方法や手法を用いて行われます。

【面接】
患者との面談を通じて、病歴や症状、日常生活の制約などについて情報を収集します。患者の主訴や治療目標についても確認します。
【身体検査】
患者の身体的な状態や機能について、特定の評価尺度やテストを使用して評価します。例えば、関節の可動域や筋力、バランス、感覚などを測定します。
【身体紀機能評価】
患者の日常生活における機能能力を評価します。例えば、歩行能力や手の使い方、日常生活動作の遂行能力などを評価します。
【評価尺度の使用】
特定の評価尺度やスケールを使用して、患者の状態や機能を客観的に評価します。これにより、他の患者や治療の効果との比較が可能となります。
【機能障害の影響評価】
機能障害が患者様の生活に及ぼす影響を評価します。例えば、日常生活活動の制約や身体的な負荷の評価などが含まれます。

 理学療法評価学では、患者様の疾患の状態や問題を理解し、最適な理学療法アプローチを選択するための重要なプロセスの思考を学びます。患者様の状態に合わせた適切な評価手法を選び、信頼性の高い評価結果を得るために、質の高い理学療法士教育を目指します。

#2
Physical Therapy

物理療法学

理学療法士は主として運動療法と物理療法を用いて、患者様の治療を行います。物理療法機器の特性や使用方法を理解し、患者様へのアプローチへ役立てます。本講義では、物理療法機器を用いた様々な治療手法やアプローチについて学びます。熱療法、電気療法、運動療法などの物理的な治療手法を学び、患者様の状態に応じた適切な治療戦略を立案、選択できるようになります。
理学療法士が物理療法学を学ぶことで、理学療法の効果をより最大限に引き出すことが可能となります。これらの学びを通じて、将来の現場で患者様の治療に貢献することが期待されます。

#3
Physical Therapy Practice

理学療法演習

理学療法演習は、患者様をイメージした実践的な学習活動です。主な目的として、学生自身が理学療法の実技スキルや臨床判断力・推論を身につけることを目的としています。具体的な内容は、【実技スキルの練習】、【臨床判断力の養成】、【チームワークの促進】、【実践的な臨床体験】を本講義で学びます。理学療法演習は、学生が理学療法士としての実践的なスキルと知識を習得するための重要な学習活動です。理論的な学習と組み合わせて行われることで、将来の臨床現場での実践力を高める役割を果たします。
本校では、理学療法演習の際に、実際に現場で活躍している理学療法士を招いて講義を行います。そうすることでより実際の現場に近い環境で学びを得ることができます。

#4
Prosthetics and Orthotics Theory (General Overview and Specific Topics)

義肢装具論(総論・各論)

義肢装具論では、四肢の欠損や障害を持つ患者様に対して、人工的な義肢や装具を使用して機能を回復させる治療法を学びます。患者様個々の状態や生活する上で必要な動作に基づいて、義肢装具療法を提案し、患者様の日常生活の活動や動作をサポートします。義肢装具論では、患者の生活の質を向上させ、自立や社会参加を促進することを学びます。本講義を学ぶことで、適切な装具の選択と適応訓練を通じて、患者様はより自由な動きや機能を取り戻すことのサポートをします。

#5
Activities of Daily Living I and II

日常生活動作Ⅰ~Ⅱ

日常生活動作学では、患者が日常生活で必要な基本的な動作や活動を実施するための能力を評価し、それを向上させるための介入方法を学ぶことができます。この科目では、患者の日常生活における自立度や支援の必要性を評価し、適切なリハビリテーション計画を立案するための知識とスキルを学び、患者の生活の質を向上させるために必要な知識やスキルを身につけることが目的です。

Curriculum

理学療法学科の履修科目

基礎科目

科学的思考の基盤 人間と生活 社会の理解

総合国語/2単位/30時間 心理学/2単位/30時間 物理学/2単位/30時間 生物学/2単位/30時間 医学関連英語/2単位/30時間 情報処理/1単位/16時間 人間発達学/2単位/30時間 コミュニケーション論/1単位/16時間

専門基礎科目

人体の構造と機能及び心身の発達

解剖学/4単位/120時間 解剖学演習/1単位/30時間 生理学Ⅰ/1単位/30時間 生理学Ⅱ/1単位/30時間 生理学Ⅲ/1単位/30時間 生理学演習/1単位/30時間 運動学総論/2単位/46時間 運動学Ⅰ/1単位/30時間 運動学Ⅱ/1単位/30時間 専門基礎セミナーⅠ/1単位/30時間

疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進

病理学/1単位/30時間 神経内科学/2単位/52時間 精神医学/2単位/60時間 一般臨床医学Ⅰ/1単位/30時間 一般臨床医学Ⅱ/1単位/16時間 救急救命法/1単位/24時間 整形外科学/2単位/46時間 小児科学/1単位/20時間 臨床心理学/1単位/30時間 医学特論/1単位/16時間 専門基礎セミナーⅡ/1単位/30時間

保健医療福祉とリハビリテーションの理念

リハビリテーション概論Ⅰ/1単位/30時間 リハビリテーション概論Ⅱ/1単位/30時間 リハビリテーション医学/1単位/30時間 社会福祉学/1単位/30時間

専門科目

基礎理学療法学

理学療法概論Ⅰ/1単位/30時間 理学療法概論Ⅱ/1単位/30時間 臨床運動学/1単位/30時間 理学療法特論/4単位/120時間

理学療法管理学

理学療法管理学Ⅰ/1単位/30時間 理学療法管理学Ⅱ/1単位/30時間

理学療法評価学

理学療法評価学Ⅰ(総論)/1単位/30時間 理学療法評価学Ⅱ(形態・ROM)/1単位/30時間 理学療法評価学Ⅲ(MMT)/1単位/30時間 理学療法評価学Ⅳ(整形外科的検査)/1単位/30時間 理学療法評価学Ⅴ(神経学的検査)/1単位/30時間 理学療法評価学Ⅵ(内部障害検査)/1単位/30時間

理学療法治療学

理学療法基礎治療学Ⅰ/1単位/30時間 理学療法基礎治療学Ⅱ/1単位/30時間 骨関節障害理学療法学Ⅰ/1単位/30時間 骨関節障害理学療法学Ⅱ/1単位/30時間 神経障害理学療法学Ⅰ/1単位/30時間 神経障害理学療法学Ⅱ/1単位/30時間 神経障害理学療法学Ⅲ/1単位/30時間 神経障害理学療法学Ⅳ/1単位/30時間 内部障害理学療法学Ⅰ/1単位/30時間 内部障害理学療法学Ⅱ/1単位/30時間 物理療法学/1単位/30時間 物理療法演習/1単位/30時間 義肢装具学総論/1単位/30時間 義肢装具学各論/1単位/30時間 日常生活活動Ⅰ/1単位/30時間 日常生活活動Ⅱ/1単位/30時間 触察法/1単位/30時間 理学療法研究法/2単位/60時間 臨床理学療法演習Ⅰ/1単位/30時間 臨床理学療法演習Ⅱ/1単位/30時間

地域理学療法学

予防理学療法論/1単位/30時間 生活環境論/1単位/30時間 地域理学療法学Ⅰ/1単位/30時間 地域理学療法学Ⅱ/1単位/30時間

National Exam Preparation

理学療法学科の国家試験対策

国家試験合格率

0.2%

徹底した模擬試験の実施

基礎分野も含めて専門分野の模試を通して3,000 問以上の問題を解き、問題解答のコツを掴んでいきます。全国模試で自身の到達レベルを把握し、合格するための対処法を確立していきます。

県内外のエキスパートによる
医学分野の講義

琉球大学医学部教授陣を招いて国家試験に出題される医学分野を徹底的に学習。また県外から国試対策における各分野の専門家を招いて質の高い特別講義を実施します。

One Team の精神で取り組む

国家試験に合格するために、同じ夢を持つ仲間が協力し合い切磋琢磨しながら合格レベルまでステップアップできる、相互扶助の精神で学んでいきます。

Is studying physical therapy challenging?

理学療法学科の勉強って、
難しいですか?

学びが奥深く簡単ではありませんが、
未来への一歩が踏み出せます

基礎分野も含めて専門分野の模試を通して3,000問以上の問題を解き、問題解答のコツを掴んでいきます。全国模試で自身の到達レベルを把握し、合格するための対処法を確立していきます。琉球大学医学部教授陣を招いて国家試験に出題される医学分野を徹底的に学習。また県外から国試対策における各分野の専門家を招いて質の高い特別講義を実施します。国家試験に合格するために、同じ夢を持つ仲間が協力し合い切磋琢磨しながら合格レベルまでステップアップできる、相互扶助の精神で学んでいきます。

Teacher

専任教員

末吉 勇樹

Yu-ki Sueyoshi

決して簡単ではありませんが、実に楽しい分野です

基礎分野も含めて専門分野の模試を通して3,000問以上の問題を解き、問題解答のコツを掴んでいきます。全国模試で自身の到達レベルを把握し、合格するための対処法を確立していきます。琉球大学医学部教授陣を招いて国家試験に出題される医学分野を徹底的に学習。また県外から国試対策における各分野の専門家を招いて質の高い特別講義を実施します。国家試験に合格するために、同じ夢を持つ仲間が協力し合い切磋琢磨しながら合格レベルまでステップアップできる、相互扶助の精神で学んでいきます。

Student

2023年入学

A.Aさん